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  1. 大成建設 山内隆司の 世界の風に吹かれて

大成建設 山内隆司の 世界の風に吹かれて(6)
ガラディナー

週刊ホテルレストラン 2011年5月27日号掲載

久しぶりの夫婦水入らずのプライベート台湾旅行で山内社長は、故宮博物院で芸術品の数々に感銘を受け、料理に舌鼓を打ち、充実したときを過ごした。さて、次なる旅路、シンガポールではどんな体験が待ち受けていたのだろうか。

 一昨年の正月休みの台湾旅行は、大変思い出深い旅となりました。それで味をしめ、今年の正月には以前から泊まってみたかったシンガポールの名門、ラッフルズホテルに宿泊してみよう!と思い立ったのです。

 このシンガポール旅行も家内と一緒に行きましたが、結果、彼女もとても喜んでくれて、素晴らしい旅行になりました。

 プライベートで旅行に行くときは、行き先、ツアーの選定、食事の手配など、私が仕切ることが多いですね。いつも支えてくれている家内にささやかな恩返しといったところでしょうか。

 「ラッフルズに泊まって、ガラディナーを体験しよう!」というツアーキャッチコピーが目に留まり、以前から一度は体験してみたいと思っていた“ガラディナー”をあのラッフルズで!と、シンガポール旅行を即決して申し込みました。

 ガラディナーとは、大みそかを祝う特別なディナーのことです。そして迎えた待望の大みそか。ガラディナーは午後7時に始まりました。フランス料理のフルコースは仕事の関係で時々経験していますが、正装しての食事はさすがにちょっと緊張しました。出席者はざっと見渡して百数十人。日本人はわれわれツアー客の20名弱。ほとんどが欧米の方でした。

 ダンスタイムに入ると、天井に布で隠されていた無数の金と銀の風船が一斉に舞い降り、フロアを埋め尽くしました。それを割りながらダンスするのです。あちらこちらでパン、パンと音がし、まるで爆竹のようです。欧米の方々はそういう場所になると見事なもので華麗にダンスを披露しています。そうなると、われわれ日本人も負けてはいられません。私たちも、いざ、と笑顔でダンスの輪に入りました。実は、私たちの年代はダンスができる人が多いのですよ。

 欧米の方同士は以前からの知り合いが多いようで、あいさつを交わしたりしているのをよく見かけました。彼らは社交界の常連でいろいろなパーティーで交流があるようです。

 その日の夜は、12時を過ぎ、新年を迎えても、会はまだまだ続いていました。とにかく楽しい夜でした。

山内隆司(やまうち・たかし)氏プロフィール
1946年6月12日、岡山県・邑久町(現瀬戸内市)に生まれる。府立天王寺高、東京大学工学部建築学科を経て、69年6月大成建設(株)入社。建築畑を歩き、ヒルトン東京ホテル、そごう川口店、センシティタワーなどを手掛ける。99年6月執行役員関東支店長、2002年4月常務役員建築本部長、05年6月取締役専務役員建築本部長、06年4月取締役専務役員社長室長などを経て、07年4月代表取締役社長、現在に至る。

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