東急ステイサービス　外国人宿泊者が約1.5 倍に2014 年度の稼働率は91.1％

週刊ホテルレストラン 2015年5月22日号 43-47ページ掲載

　4 月23 日、東急ステイサービスは5月1日にオープンする「東急ステイ新宿」で記者会見を行なった。会見では、新ホテルの特徴を述べたほか、2016 年春に出店予定の「（仮称）東急ステイ銀座」や東急ステイグループ全体の宿泊状況を説明した。

　同社の髙谷昌吾取締役社長は「2014年度の東急ステイの宿泊者率は、1 泊が35.4％、2 泊が18.0％で、4 ～ 6 泊は15.3％。この5年間で客室数は1787室（10年度）から2085 室（14 年度）に増加し、宿泊客数も57 万2494 人（10 年度）から77万5630人（14年度）に増加している。客室稼働率も14 年度は91.1％と好調をキープしている」と述べた。

　好調の理由として、女性宿泊者数が年々増加しており、14 年度で宿泊者全体の30％を占めていることと、外国人宿泊者が前年度比で約1.5 倍の15 万人超になったことを挙げた。同社は今後も都内中心に出店し、3000 室を目標にしていることを明かした。