ホテル日航東京 都内ホテル初! ムスリム対応ハラールメニュー3 種販売開始
週刊ホテルレストラン 2015年5月22日号 43-47ページ掲載
ホテル日航東京(東京都港区)は、5月11 日より、ムスリム(イスラム教徒)に対応した豚肉やアルコールを含まない、ハラールメニュー3 種を日本料理「さくら」にて販売開始した。
この取り組みは日本政府が観光局と連携してインバウンドの中でも特にマレーシアやインドネシアからの旅行者の受け入れを強化している背景を踏まえたもの。今回のハラールメニューの提供については、ハラール対応食材の牛肉や鶏肉、調味料を使用し、ハラール専用のキッチンで調理するなど、NPO 法人日本アジアハラール協会(本部・千葉市花見川区)が策定したムスリムフレンドリー基準をクリアし、認証を取得したという。同協会の都内のホテルへのハラール認証発行、ならびにハラールメニューの認証発行はこれが初めて。
提供するメニューは「鶏照り焼膳」(3000 円、ランチ対応)や「松花堂弁当」(5000 円・7000 円、ランチ・ディナー対応)など3 種。日本料理ならではの美しさを繊細に表現した料理長自慢の「和食」を用意することで、インバウンドに対応する国際力を強化していく考えだ。
関連情報
- ホテル日航東京
- URL:http://www.hnt.co.jp/